動物用に開発!特殊なディスポーザブルオイフ『Ve hopes 動物用オイフ 整形外科用』

商品担当の小平です。
 
手術に欠かせないオイフは、獣医療従事者とペットを感染から守るために大切なもの。特に整形外科においては、感染症のリスクも高いため、厳密な感染管理が求められます。
 
今回は「人と同じやさしさを」をコンセプトに、日本メディカルプロダクツ社が自信を持ってお届けする、ディスポーザブルオイフ『Ve hopes 動物用オイフ 整形外科用』をご紹介します。

★人体で培ってきた技術を応用!『Ve hopes 動物用オイフ 整形外科用』の魅力
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創業以来40年以上、ヒト医療のオイフを製造し続けてきた日本メディカルプロダクツ社。

『Ve hopes 動物用オイフ 整形外科用』は、ヒト医療で広く使用されていた規格を応用しつつ、整形外科手術を数多く手掛けている獣医師の方々の意見を取り入れることで、誕生しました。

魅力①:高バリア・低リント性能の、安全性の高いSFS不織布で、厳密な感染管理を実現!
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もともと、綿布で作られていたオイフ。しかし、繊維と繊維に隙間があり、バリア性が不十分であるという課題がありました。
 
そこで誕生したのが、不織布。不織布とは文字通り「織らない布」で、編物でもなく紙・フィルムでもない、繊維同士をさまざまな方法で結合させたシートです。
 
本製品は、不織布の中でも高いバリア性能(ウイルスの不浸透性)を持つポリエチレンフィルムと吸水性・撥水性を持つスパンボンド不織布を組み合わせて作られた、SFS不織布を使用しています。
 
※SFS不織布とは
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SFS不織布は、外層(スパンボンド吸水層)・中層(フィルムバリア層)・内層(スパンボンド撥水層)の3層で構成されています。

★外層・内層★
丈夫な低リント素材に吸水&撥水加工を施し、汚染を最小限に!

術者側となる外層と患者側となる内層は、途切れのない長い糸(長繊維)を使用したスパンボンド製法で作られています。長い糸で形成されているため強度が高く、チリの発生が少ない(低リント)という特長があります。これにより細菌の担体となる可能性や、術後の合併症が起こる可能性を減少させることができます。
 
また、外層は吸水性、内層は撥水性になっているため、血液などをしっかりと留め、汚染を最小限に抑えることができます。

外層(吸水加工)
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水を垂らしてみたところ、外層は水分をしっかり吸収しましたが、裏面(内層)は濡れていませんでした。

内層(撥水加工)
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内層にもスパンボンド不織布を使用しているのは、穴が開く等の事故予防と患者への肌のケアを考えてのこと。

★中層★
血液や細菌、ウイルスを防ぐ!

中層には、AAMI(米国医療機器進行協会)が定める最高水準であるレベル4、人工血液による浸透に対する抵抗性の試験と、細菌・ウイルスによる浸透に対する抵抗性の試験の、両方をクリアしたポリエチレンフィルムを使用。より確実に血液・細菌・ウイルスの浸透を防ぐことができます。

浸透比較
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AAMIレベルの高いSFS不織布は、ほとんど浸透していないことが分かります!
※スパンンレース不織布:繊維にジェット水流を噴射し、その圧力によって繊維同士を絡ませ、シート状に結合させる製法で作られた不織布。

魅力②:伸縮性フィルムで、大きさの異なるペットにも対応
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伸縮フィルムはピッタリフィットするのはもちろん、厚めに作られているので破れる心配もありません。

『Ve hopes 動物用オイフ 整形外科用』は、開窓部に伸縮性フィルムを採用することで、1枚のオイフで大きさの異なるペットに対応しました。
 
穴の大きさは、片足タイプは3cmと5cm、両足タイプは3cmを採用。また、四肢骨折や脱臼等の手術時に、前肢・後肢どちらの手術でも使用が可能です。
 
魅力③:大きめサイズで簡易的にドレーピングでき、ストレスフリー!
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こちらは両足用タイプ。両足同時に手術するときに便利です。

写真の通り、1枚のオイフでペットの体から手術台まで覆えるよう、サイズを工夫しています。
 
「広く多くの犬種に使用してもらえるサイズはどれか」サイズを決めることが難しく、獣医師の方々にアイデアをいただきながら、試行錯誤した部分だそうです。
 
手術中、1枚の滅菌バックを開けるだけなので、動物病院スタッフのストレスの軽減や業務軽減にもつながりそうですね。


★整形外科手術における使用症例
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タイプ別の使用例をご紹介します。
≪四肢骨折用≫
前肢・後肢片足の手術で使用可能です。
使用例:四肢整形外科手術(骨折・脱臼等)
 
≪両足骨折用≫
前肢・後肢両足の手術で使用可能です。
使用例:膝蓋骨脱臼両足同時手術(両足パテラ等)
 
≪関節鏡用≫
灌流水を多く使用する手術において、床を汚染しないための受水袋とチューブが付いています。
使用例:関節鏡手術(整形外科内視鏡等)


★メーカーの思い
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日本メディカルプロダクツ社の担当者は、本製品の誕生の経緯、そしてメーカーとしての思いを、次のように語ります。

「ヒト医療に携わらせていただく中で、動物を家族として大切にされる方も増えていることを感じ、獣医療にも貢献できればと考え、動物用オイフの開発にいたりました。

特殊なオイフのため、最初は慣れないドレーピングに違和感があると思いますが、使用を続けていただければ、安心・安全なドレーピングによる患者様へのリスクの軽減、また術者の手技でのストレス軽減を感じていただけると思います。

これからも獣医師の皆様へ、安心・安全な手術に役立てるよう努めていきたいと考えております。」
 
獣医師の方はもちろん、病院スタッフやペットのことを考えて開発された『Ve hopes 動物用オイフ 整形外科用』。ぜひ一度お試しください。


1枚からの販売も行っています!
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四肢骨折などでも活躍する!
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ライター紹介

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小平 渚

シグニに入社し約3年、商品に関する問い合わせや商品の導入等々行っています。日々、新しい発見と勉強の連続です。皆様へ少しでも商品の魅力をお伝えできるライターを目指しています。

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